県教委への統一要求

 

★2016年度の県教委交渉の報告

 8月31日に教育長・課長交渉が行われ、宮教組・高教組あわせて30名を超える組合員が参加しました。

 教育長交渉では、①高校入試の前後期制の廃止、②県独自の35人学級実現、③新しい職員評価制度導入の中止と協議の場の設定、④短時間勤務での再任用希望者の採用、⑤仙台市への権限移譲に伴う人事方針の説明、などを要求しました。

 また課長交渉では、(ア)主権者教育の推進、(イ)障害児学校の新設、(ウ)給付制奨学金の創設、(エ)養護教諭複数配置の完全実施、(オ)臨時教職員の給与改善、(カ)給与明細表示の改善などを要求しました。

 それぞれの回答の中で、明確な前進や改善は示されませんでしたが、現行の高校入試制度については県教委も課題を認識しており、新しい教職員評価制度についても協議の場をもつことを約束するなどしました。しかしながら、講師の問題については県教委は待遇改善に取り組む意欲のないことが明らかになり、今後の大きな課題となりました。